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ジッターとは?ゲームへの影響やPingとの違い、改善方法までわかりやすく解説

ジッターとは

オンラインゲームをプレイしていると

「回線速度は速いのにラグい」
「敵や味方がワープする」
「Pingは低いのに動きがカクつく」

といった症状が起こることがあります。

このような場合は、通信の「ジッター(Jitter)」が大きくなっていることが原因かもしれません。

ジッターは通信速度とは異なり、データが届く時間のばらつきを表す数値です。
回線速度が十分でも、ジッターが大きいとゲーム中にラグやカクつきが発生しやすくなります。

本記事では、ジッターの意味やゲームへの影響、Pingとの違い、快適に遊ぶための目安、改善方法まで初心者にもわかりやすく解説します。

タップできる目次

ジッターとは通信の「ばらつき」を表す数値

パケットロス

結論からいうと、ジッターとは通信が届く時間のばらつきのことです。

例えば、サーバーとの通信に毎回20msかかるなら通信は安定しています。

しかし

  • 18ms
  • 22ms
  • 35ms
  • 15ms
  • 28ms

というように通信時間が毎回大きく変わる状態では、データが不規則に届いてしまいます。

この「通信時間のばらつき」を数値化したものがジッターです。

通信速度が速くても、ジッターが大きいとオンラインゲームでは快適にプレイできないことがあります。

Ping・通信速度・ジッター・パケットロスの違い

ジッターが大きいとゲームで何が起こる?

ジッターが大きくなると、ゲームでは次のような症状が起こりやすくなります。

  • キャラクターが瞬間移動する
  • 敵の動きがカクつく
  • 攻撃が当たったはずなのに判定されない
  • 音や映像が遅れて表示される
  • 回線落ちが発生しやすくなる

特にFPSやTPSなど、一瞬の操作が勝敗を左右するゲームでは、ジッターの影響を受けやすい傾向があります。

Ping値との違い

Ping値とジッターは似ていますが、意味は異なります。

項目意味数値が大きいとどうなる?
Ping通信が往復する速さ入力遅延が増える
ジッターPingのばらつきカクつきやワープが発生する
パケットロスデータの欠損回線落ちや通信エラーが起きる

例えば、Pingが20msで安定していれば快適ですが、Pingが20ms〜60msを繰り返していると、平均値が同じでもプレイ感は大きく変わります。

つまり、「Pingが低い=必ず快適」とは限りません。

ゲームで快適なジッターの目安

ゲームでは、ジッターが小さいほど通信が安定します。

目安は次のとおりです。

ジッター値通信状態ゲームへの影響
0〜5ms非常に良好快適にプレイできる
5〜10ms良好ほとんど問題なし
10〜20msやや不安定ジャンルによっては影響が出る
20ms以上不安定ラグやカクつきが起こりやすい

FPSや格闘ゲームでは、できれば5ms以下を目安にしたいところです。

一方で、RPGやシミュレーションゲームなどでは多少ジッターが大きくても気になりにくい場合があります。

ジッターを測定する方法

速度測定

ジッターは、Speedtest by Ooklaで測定すると以下のように回線速度、Ping値。ジッターが確認できます。

SpeedTestの結果

この回線では、Ping値は13msとオンラインゲームに適した数値ですが、ジッターが20msと高い数値を記録しています。
これでは、安定せずゲーム中にカクつく現象が起きてしまうでしょう。

測定するときは次のポイントを意識しましょう。

  • Wi-Fiではなく有線LANで測る
  • 昼と夜の両方で測る
  • 数回測定して平均を見る
  • ダウンロード中のアプリは停止する

一度だけ測定して判断するのではなく、時間帯を変えて比較すると原因を見つけやすくなります。

ジッターが大きくなる主な原因

デメリット

上記のテスト結果のように『ジッターが大きくなる』主な原因は以下のとおりです。

Wi-Fiが不安定

ゲームではWi-Fiの電波状況が変化すると、ジッターが増えることがあります。

特に次のような環境では注意が必要です。

  • ルーターから遠い
  • 壁を何枚も挟んでいる
  • 電子レンジなどの電波干渉がある
  • 家族も同時にWi-Fiを利用している

回線が混雑している

夜間だけジッターが大きくなる場合は、回線混雑の影響を受けている可能性があります。

特に19時〜23時頃は利用者が増えるため、通信品質が不安定になることがあります。

ルーターやLANケーブルの問題

古いルーターや劣化したLANケーブルを使用していると、通信が安定しないことがあります。
数年以上使っている機器は、一度状態を確認してみましょう。

ゲームサーバー側の影響

自宅の通信環境に問題がなくても、ゲームサーバーの混雑やメンテナンスによってジッターが大きくなる場合があります。

自分だけでなく、多くのプレイヤーが同じ症状を報告している場合は、サーバー側の可能性も考えられます。

ジッターを改善する方法

ジッター改善フローチャート

ジッターを改善するには、以下の手順で確認していきましょう。

1. 有線LANで接続する

もっとも効果が期待できる方法です。

Wi-Fiよりも通信が安定しやすく、ジッターの改善につながる場合があります。

2. ルーターを再起動する

長期間再起動していないルーターは、一時的な不具合で通信品質が低下していることがあります。
まずは電源を切り、30秒ほど待ってから再起動してみましょう。

3. Wi-Fi環境を見直す

Wi-Fiを利用する場合は

  • ルーターを部屋の中央付近に置く
  • 障害物を減らす
  • 5GHz帯を利用する
  • 利用人数が多い時間帯を避ける

といった対策も効果的です。

4. IPv6 IPoEに対応しているか確認する

IPv6 IPoEとは?

夜間の回線混雑が原因なら、IPv6 IPoE対応の接続方式を利用することで改善する場合があります。

現在契約している回線やプロバイダが対応しているか確認してみましょう。

5. 改善しない場合は回線環境を見直す

有線LANやルーターの見直しを行っても改善しない場合は、回線そのものやプロバイダが原因の可能性もあります。

特に

  • 夜だけジッターが大きくなる
  • Pingも不安定
  • 家族全員で同じ症状が起きる

という場合は、ゲーム向けの通信品質を重視した光回線を比較・検討するのも一つの方法です。

ただし、まずは今回紹介した無料でできる対策を試してから判断することをおすすめします。

ジッターに関するよくある質問

ジッターは通信速度が速ければ気にしなくてもいい?

いいえ。

通信速度が1Gbpsあっても、ジッターが大きければラグやカクつきは発生します。
オンラインゲームでは、速度だけでなく通信の安定性も重要です。

FPSではジッターは重要ですか?

重要です。

FPSやTPS、格闘ゲームでは、一瞬の通信遅延が勝敗を左右します。

Pingだけでなく、ジッターやパケットロスもあわせて確認しましょう。

SwitchやPS5でもジッターは影響しますか?

はい。

SwitchやPS5でも通信が不安定になると、オンライン対戦や協力プレイでラグや回線落ちが発生しやすくなります。

有線LAN接続に対応している場合は、Wi-Fiよりも安定した通信が期待できます。

まとめ|ジッターはオンラインゲームに安定性に大きく影響します。

改善後・解決

ジッターとは、通信時間のばらつきを表す数値です。

ゲームでは回線速度よりも、通信が安定しているかどうかが重要になる場面も少なくありません。

もしラグやカクつきに悩んでいるなら、まずはジッターを測定し、有線LANへの切り替えやルーターの再起動など、無料でできる対策から試してみましょう。

それでも改善しない場合は、回線やプロバイダを含めた通信環境全体を見直すことで、より快適にオンラインゲームを楽しめる可能性があります。

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