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Ping値とは?オンラインゲームとの関係や目安・改善方法をわかりやすく解説

Ping値とは?

「ゲーム中にPing値が高いと言われたけれど、そもそもPing値って何?」
「回線速度は速いのにラグいのは、Ping値が原因なの?」
「オンラインゲームを快適に遊ぶには、どれくらいのPing値が理想なんだろう?」

このような疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。

Ping値は、オンラインゲームの快適さを左右する重要な通信指標です。

通信速度(Mbps)が速くても、Ping値が高いとラグや遅延が発生しやすくなります。

とはいえ、「Ping値が高い=すぐに光回線を乗り換えるべき」というわけではありません。まずは現在の通信環境を確認し、原因を切り分けることが大切です。

本記事では、Ping値の意味や通信速度との違い、快適にゲームを遊べる目安、測定方法、改善方法まで初心者にもわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • Ping値とは何か、通信速度との違い
  • ゲームが快適に遊べるPing値の目安
  • Ping値の測定方法
  • Ping値が高くなる原因
  • Ping値を下げるための改善方法
  • 光回線を見直すべきタイミング
タップできる目次

Ping値とは?意味をわかりやすく解説

オンラインゲームで「Ping値が重要」と聞いたことがあっても、具体的にどのような数値なのか分からない人も多いでしょう。

結論から言うと、Ping値とは「通信の応答速度(遅延時間)」を表す数値です。

Ping値とは

ゲームではキャラクターの操作や攻撃などの情報をゲームサーバーへ送信し、その結果が自分の画面へ返ってきます。この往復にかかる時間が短いほど、ゲーム内の動きがスムーズになります。

反対に、Ping値が高いと操作がワンテンポ遅れたり、相手より撃ち負けたりする原因になります。

ここでは、Ping値の基本的な意味や、通信速度との違いについて詳しく見ていきましょう。

Ping値とは応答速度(遅延時間)のこと

Ping値とは、端末から送ったデータがサーバーへ届き、再び返ってくるまでにかかった時間を表します。

単位は「ms(ミリ秒)」で表示されます。

【例】

Ping値応答時間
5ms約0.005秒
20ms約0.02秒
50ms約0.05秒
100ms約0.1秒

数字だけ見るとわずかな違いに感じますが、FPSや格闘ゲームのように一瞬の反応が勝敗を左右するゲームでは、この差がプレイ感に大きく影響します。

つまり、Ping値は「データが届く速さ」ではなく、「返事が返ってくる速さ」を示す数値と考えるとイメージしやすいでしょう。

Ping値は低いほど快適

Ping値は、数値が低いほど通信の遅延が少なく快適です。

例えば、ゲームでジャンプや射撃をした場合、Ping値が低ければその操作がすぐにサーバーへ伝わり、画面にも素早く反映されます。

一方でPing値が高いと

  • ボタンを押してから反応が遅れる
  • 敵がワープして見える
  • 攻撃が当たったように見えて実際は当たっていない
  • ラグが発生する

といった症状が起こりやすくなります。

特にオンライン対戦ゲームでは、通信速度よりもPing値を重視した方が快適に遊べるケースが少なくありません。

通信速度とは意味が違う

Ping値と混同されやすいのが「通信速度」です。

しかし、この2つはまったく別の指標です。

通信速度とPing値の違い
スクロールできます
項目Ping値通信速度
表すもの応答速度データ転送量
単位msMbps・Gbps
理想低いほど良い高いほど良い
ゲームへの影響非常に大きいダウンロード時などに影響

通信速度は、一度に送受信できるデータ量を表します。

一方でPing値は、「そのデータのやり取りがどれだけ素早く行われるか」を示します。

そのため

  • 通信速度は1Gbps出ている
  • それでもラグい

という場合は、通信速度ではなくPing値やジッター、パケットロスに原因がある可能性があります。

Ping値の測定方法

速度測定

Ping値は、現在の通信環境を確認するうえで欠かせない指標です。

「なんとなくラグい」と感じていても、実際にPing値を測定してみると通信品質に問題がないケースもあれば、逆にPing値が高く改善が必要なケースもあります。

測定自体は数十秒で終わるため、ゲームがラグいと感じたら最初に確認しておきましょう。

Googleで測定する方法

もっとも手軽なのが、Googleのインターネット速度テストです。

手順
  • Googleで「インターネット速度テスト」と検索する
  • 「速度テストを実行」をクリックする
  • 約30秒待つ
  • Ping値・ダウンロード速度・アップロード速度を確認する
GoogleでPing値の測定

Googleの速度テストはインストール不要で利用できるため、初心者でも簡単に測定できます。

ただし、詳細な通信品質を確認したい場合は、次に紹介するSpeedtestの方がおすすめです。

オススメ

Speedtestで測定する方法

オンラインゲームを遊ぶ人に最もおすすめなのが、Speedtest by Ooklaです。

Ping値だけでなく、

  • ダウンロード速度
  • アップロード速度
  • 接続先サーバー

まで確認できます。

手順
  • Speedtestを開く
  • 「GO」をクリックする
  • 約30秒待つ
  • Ping値を確認する
speedtestでPing値の測定

ゲーム向けの通信品質を確認するなら、基本的にはSpeedtestを使うとよいでしょう。

Fast.comで測定する方法

Fast.comは、Netflixが提供している速度測定サービスです。

サイトにアクセスすると、シンプルな画面で通信速度を確認できます。

さらに詳細表示を開くと

  • Ping値
  • ダウンロード速度
  • アップロード速度

も確認できます。

ただし、Fast.comは動画配信サービス向けの通信品質確認を目的としているため、ゲーム用途ではSpeedtestの方が参考になりやすいでしょう。

ゲーム内で確認できるタイトル

最近のオンラインゲームでは、ゲーム内でPing値を表示できるタイトルも増えています。

代表的なゲームは以下のとおりです。

ゲームタイトルPing表示
VALORANT
Apex Legends
Fortnite
Overwatch 2
Call of Duty
Rainbow Six Siege

ゲーム内で確認できるPing値は、実際にプレイしているゲームサーバーとの通信状況を反映しているため、速度測定サイトより参考になることがあります。

「速度測定では問題ないのに、このゲームだけラグい」という場合は、ゲーム内のPing表示も確認してみましょう。

Ping値を測定するときの注意点

正しいPing値を知るためには、測定環境も重要です。

測定するときの注意点
  • できれば有線LANで測定する
  • 家族が動画視聴やダウンロードをしていない時間帯に測定する
  • 昼と夜の両方で測定する
  • 1回だけでなく2〜3回測定する
  • ゲームを終了した状態でも測定してみる

特に夜だけPing値が高くなる場合は、回線混雑が原因になっている可能性があります。
昼と夜を比較することで、自宅の通信環境をより正確に把握できます。

Ping値が高くなる原因

パケットロス

Ping値が高くなる原因は、一つとは限りません。

「光回線だから大丈夫」と思っていても、Wi-Fi環境やルーターの性能、利用時間帯などが影響していることもあります。

まずは原因を切り分けて、無料でできる対策から試すことが大切です。

Ping値が高くなる原因

Wi-Fi接続が不安定

もっとも多い原因がWi-Fiです。

Wi-Fiは電波を使って通信するため

  • 壁や家具による遮へい
  • 電子レンジなど家電との電波干渉
  • ルーターとの距離

などの影響を受けやすくなります。

その結果、Ping値が高くなったり、通信が不安定になったりすることがあります。

オンラインゲームを快適に遊びたい場合は、有線LAN接続がおすすめです。

夜間の回線混雑

夜だけラグい場合は、回線混雑が原因かもしれません。

20〜23時頃はインターネット利用者が増えるため、利用している回線やプロバイダによっては通信が混雑しやすくなります。

この場合は

  • 昼は20ms
  • 夜は70ms

というように、時間帯によってPing値が大きく変化することがあります。
昼は問題ないのに夜だけラグいなら、時間帯を変えて測定してみましょう。

ルーターの性能不足

古いWi-Fiルーターを使っている場合は、それが原因でPing値が高くなっている可能性があります。

特に5年以上前のルーターでは

  • 処理性能が低い
  • 最新の通信規格に対応していない
  • 同時接続台数が少ない

といった理由から、通信が不安定になることがあります。

家族でスマートフォンやテレビ、ゲーム機を同時に利用している家庭では、ルーターの性能が通信品質に大きく影響します。

パケットロスやジッターが発生している

Ping値が低くてもラグを感じる場合は、ジッターやパケットロスが原因の可能性があります。

  • ジッター:Ping値のばらつき(通信の揺らぎ)
  • パケットロス:送信したデータの一部が途中で失われる現象

例えば平均Ping値が20msでも

  • 10ms
  • 18ms
  • 65ms
  • 15ms

のように大きく変動すると、ゲーム中にカクつきや遅延を感じることがあります。

そのため、オンラインゲームではPing値だけでなく、ジッターやパケットロスもあわせて確認することが重要です。

サーバーとの距離が遠い

オンラインゲームでは、自宅からゲームサーバーまでの距離もPing値に影響します。

例えば、日本から海外サーバーへ接続すると、物理的な距離が長くなるため、どうしてもPing値は高くなりやすくなります。

そのため、自宅の通信環境に問題がなくても

  • 北米サーバー
  • ヨーロッパサーバー

などを利用すると、日本サーバーよりPing値が高くなることがあります。

ゲーム側でサーバーを選べる場合は、できるだけ日本や近隣地域のサーバーを選ぶことで、Ping値を抑えられる可能性があります。

Ping値を改善する方法

Ping値が高いからといって、すぐに光回線を乗り換える必要はありません。

まずは、お金をかけずにできる対策から試してみましょう。

ここでは、効果が期待しやすい順番で改善方法を紹介します。

Ping値を改善する方法

有線LANで接続する

もっとも効果が期待できる改善方法が、有線LAN接続です。

Wi-Fiは電波を使って通信するため

  • 電波干渉
  • 壁や家具
  • 距離

などの影響を受けます。

一方、有線LANはLANケーブルで直接接続するため、通信が安定しやすく、Ping値やジッターの改善につながることがあります。

特にFPSや格闘ゲームをプレイするなら、有線LAN接続を基本に考えるのがおすすめです。

Wi-Fiルーターを見直す

Wi-Fiしか利用できない場合は、ルーターを見直すことも効果的です。

次のような場合は、買い替えを検討してもよいでしょう。

  • 5年以上前のルーターを使っている
  • Wi-Fi 5以前の規格しか対応していない
  • 家族全員が同時に利用している
  • 接続が頻繁に切れる

最近のWi-Fi 6・Wi-Fi 6E対応ルーターは通信効率が向上しており、混雑時でも安定しやすい傾向があります。

ただし、「ゲーミングルーター」という名称だけで選ぶのではなく、利用環境に合った性能かどうかを確認することが大切です。

IPv6(IPoE)対応の光回線を利用する

現在もIPv4接続を利用している場合は、IPv6(IPoE)へ変更するだけで改善するケースがあります。

IPv6 IPoEとは?

IPv6(IPoE)は、混雑しやすい従来の通信方式を避けて接続できるため

  • 夜間の混雑
  • Ping値の悪化
  • 通信の不安定さ

を改善できる可能性があります。

最近の光回線では標準対応していることも多いため、まずは現在契約している回線がIPv6に対応しているか確認してみましょう。

ルーターを再起動する

意外と見落としがちなのが、ルーターの再起動です。

長期間電源を入れっぱなしにしていると、

  • メモリ不足
  • 処理負荷
  • 一時的な不具合

によって通信品質が低下することがあります。

一度電源を切り、30秒ほど待ってから再起動するだけで改善するケースも珍しくありません。

特に急にPing値が悪化した場合は、最初に試しておきたい対策です。

LANケーブルを見直す

LANケーブルが古い規格の場合は、通信品質に影響することがあります。

目安としては、

スクロールできます
規格最大通信速度ゲーム用途
CAT5e1Gbps
CAT61Gbps
CAT6A10Gbps
CAT7以上10Gbps○(オーバースペック気味)

現在購入するなら、CAT6またはCAT6Aを選んでおけば十分です。

なお、LANケーブルを交換しただけでPing値が劇的に改善するケースは多くありませんが、劣化している場合は交換する価値があります。

光回線やプロバイダを見直す

ここまで試しても改善しない場合は、光回線やプロバイダが原因かもしれません。

例えば

  • 夜だけPing値が大きく上がる
  • 有線でもラグい
  • IPv6でも改善しない
  • 数年前からずっと通信が不安定

という場合は、回線そのものを見直すことで改善する可能性があります。

ただし、いきなり乗り換えるのではなく

  • 有線LANにする
  • Wi-Fiルーターを見直す
  • IPv6を確認する
  • Ping値を測定する

という順番で確認してから判断するのがおすすめです。

Ping値が改善しないなら光回線を見直そう

有線LANやルーターの見直しをしても改善しない場合は、現在利用している光回線やプロバイダの通信品質が影響している可能性があります。

特に夜間の混雑が原因でPing値が悪化している場合は、通信経路や回線そのものを見直すことで改善が期待できます。

Ping重視ならゲーム向け光回線がおすすめ

オンラインゲーム向けに光回線を選ぶ場合は、通信速度よりもPing値や通信の安定性を重視しましょう。

ゲーム向け光回線比較表
スクロールできます
光回線特徴おすすめな人
GameWith光ゲーム向けサービスFPS・TPSをよく遊ぶ人
Gaming+プロバイダ変更のみで導入可能フレッツ光・光コラボ利用中の人
NURO光独自回線提供エリア内で速度・安定性を重視する人
auひかり独自回線au・UQ mobileユーザー
ドコモ光プロバイダを選べるドコモユーザー

※料金やキャンペーンは変更される可能性があるため、最新情報は各サービスの公式サイトで確認してください。

独自回線という選択肢もある

フレッツ光回線を利用する光コラボでは、利用者が多い時間帯に混雑しやすいケースがあります。

そのため

  • NURO光
  • auひかり
  • 地域独自回線(eo光・コミュファ光など)

のような独自回線が利用できるエリアなら、有力な選択肢になることがあります。

もちろん、「独自回線だから必ずPing値が低い」とは言い切れませんが、夜間の混雑対策として検討する価値はあります。

回線変更前に確認したいポイント

光回線を乗り換える前に、次の点も確認しておきましょう。

  • 提供エリア内か
  • マンションで利用できるか
  • IPv6(IPoE)に対応しているか
  • 契約中のスマホとのセット割が使えるか
  • 工事が必要か
  • 実測値や口コミも確認する

Ping値だけで判断するのではなく、自分の住環境や利用スタイルに合った回線を選ぶことが重要です。

Ping値についてよくある質問

Ping値は低すぎても問題ない?

Ping値は低いほど通信の遅延が少ないため、基本的に低すぎて困ることはありません。

オンラインゲームでは、Ping値が低いほど操作の反応が早くなり、ラグを感じにくくなります。ただし、Ping値だけが低くても、ジッターやパケットロスが発生していると快適に遊べないことがあります。

Ping値0msはある?

一般的なインターネット環境で、Ping値が完全に0msになることはほとんどありません。データは自宅からサーバーまで移動するため、必ずわずかな遅延が発生します。

測定サイトで0msに近い数値が出る場合もありますが、実際のオンラインゲームでは5〜20ms程度でも十分に快適です。

Ping値とジッターはどちらが重要?

どちらも重要です。

Ping値は「応答速度」、ジッターは「Ping値のばらつき」を表します。

例えば、平均Ping値が20msでも、急に80msや100msまで跳ね上がると、ゲーム中にカクつきや遅延を感じることがあります。

そのため、オンラインゲームでは

  • Ping値が低い
  • ジッターが小さい
  • パケットロスが少ない

この3つをあわせて確認することが大切です。

Ping値は光回線なら改善する?

光回線にすれば改善する可能性はありますが、必ず改善するとは限りません。

Ping値は

  • 回線の種類
  • プロバイダ
  • Wi-Fi環境
  • ルーター性能
  • ゲームサーバーとの距離
  • 利用時間帯

など、さまざまな要素で変わります。

そのため、まずは有線LAN接続やルーター再起動、IPv6対応の確認など、無料でできる対策から試しましょう。

無料でできるPing値を改善する方法≫

Wi-FiでもPing値は下げられる?

Wi-Fiでも改善できる場合はあります。

例えば

  • ルーターの近くでプレイする
  • 5GHz帯に接続する
  • Wi-Fi 6対応ルーターに変える
  • 電子レンジや家電から離す
  • 中継機やメッシュWi-Fiを見直す

といった対策で安定することがあります。

ただし、FPSや格闘ゲームのように遅延が気になるゲームでは、有線LAN接続の方が安定しやすいです。

まとめ|Ping値はオンラインゲームに必須の指標!

FPS向け回線

Ping値とは、通信の応答速度を表す数値です。

Ping値とは

単位はmsで、数値が低いほど遅延が少なく、オンラインゲームを快適に遊びやすくなります。
特にFPS・TPS・格闘ゲームでは、通信速度よりもPing値の方がプレイ感に影響することがあります。

この記事のまとめ
  • Ping値は低いほど快適
  • 30ms以下なら多くのゲームで快適に遊びやすい
  • FPSや格闘ゲームでは10〜20ms前後が理想
  • 通信速度が速くてもPing値が高いとラグは起きる
  • Ping値だけでなくジッターやパケットロスも重要
  • まずは有線LAN・ルーター再起動・IPv6確認から試す
  • 改善しない場合は光回線やプロバイダの見直しも選択肢になる

Ping値が高いからといって、すぐに回線を乗り換える必要はありません。
まずは今の環境でできることから試してみましょう。

有線LANにする、ルーターを再起動する、昼と夜でPing値を測り比べる。

それだけでも、原因が見えてくることがあります。

オンラインゲームをもっと快適に遊ぶために、まずは自分のPing値を確認するところから始めてみてください。

Ping値とは?

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