オンラインゲーム中にラグったり、急にカクついたり、回線落ちしたりすると「これってWi-Fiが原因?」「有線LANにした方がいいの?」と気になりますよね。
結論から言うと、オンラインゲームを安定して遊びたいなら、基本は有線LANがおすすめです。
とくにFPS・TPS・格闘ゲーム・スプラトゥーン系の対戦ゲームでは、通信速度の速さよりも、Ping値やジッター、パケットロスの安定性が大事になります。
Wi-Fiでも遊べますが、電波でつなぐぶん、距離・壁・家電・家族の同時利用などの影響を受けやすいのが弱点です。
ただし、Wi-Fiだから絶対にダメというわけではありません。
部屋の構造やゲーム機の位置によっては、有線LANを引くのが難しい人もいますよね。その場合は、Wi-Fiのつなぎ方やルーターの置き場所を見直すだけでも、ラグが軽くなることがあります。
本記事では、オンラインゲームにおける有線LANとWi-Fiの違い、デバイス別のおすすめ接続方法、Wi-Fiで遊ぶ場合の改善策、有線にしてもラグいときの原因まで、ゲーム目線でわかりやすく解説します。
- オンラインゲームは有線LANとWi-Fiのどちらがいいか
- 有線LANがゲームで安定しやすい理由
- Wi-Fiでラグが起きやすい原因
- PS5・Switch・PC・スマホ別のおすすめ接続方法
- 有線にしてもラグいときに確認したいポイント
オンラインゲームは有線LANがおすすめ

オンラインゲームを快適に遊びたいなら、まず優先したいのは有線LAN接続です。
理由はシンプルで、有線LANはルーターとゲーム機・PCをLANケーブルで直接つなぐため、通信が安定しやすいからです。
Wi-Fiはケーブルなしで使えるので便利ですが、電波で通信するため、どうしても周囲の環境に左右されます。
ルーターとの距離が遠い、壁が多い、電子レンジなどの家電が近い、家族が同時に動画を見ている。こうした条件が重なると、ゲーム中にラグやカクつきが出やすくなります。
有線LANは通信が安定しやすい
有線LANは、ルーターとゲーム機・PCをケーブルで直接つなぎます。
そのため、Wi-Fiのように電波の強さや障害物の影響を受けにくく、通信が安定しやすいのがメリットです。
オンラインゲームでは、下り速度が速いだけでは快適とは限りません。
大事なのは、ゲームサーバーとの通信がどれだけ安定しているかです。
たとえば、速度測定で「下り300Mbps」と表示されていても、Ping値が高かったり、通信が一瞬途切れたりすると、ゲーム中にはラグとして感じます。有線LANは、この通信のブレを減らしやすい接続方法です。

Wi-Fiは便利だがラグの原因になりやすい
Wi-Fiの強みは、ケーブルなしで手軽に接続できることです。
リビングでも寝室でも、スマホ・Switch・ノートPCなどをすぐネットにつなげます。配線を気にしなくていいので、普段使いではとても便利です。
ただし、オンラインゲームではその「電波でつなぐ」という仕組みが弱点になることがあります。
Wi-Fiは、ルーターから飛んでいる電波を端末が受け取って通信します。そのため、以下のような影響を受けやすくなります。
- ルーターとの距離が遠い
- 壁やドアを挟んでいる
- 電子レンジなどの家電が近い
- 近所のWi-Fiと電波が混み合っている
- 家族が動画視聴や大容量ダウンロードをしている
- ルーターが古い
Webサイトを見る、動画を見る、SNSを使うくらいなら問題なくても、オンラインゲームでは小さな通信の乱れがラグとして出ることがあります。
速度よりもPing値・ジッター・パケットロスが大事
オンラインゲームでは、「回線速度が速いか」だけを見ると原因を見誤りやすいです。
もちろん速度も大事ですが、ゲーム中の快適さには次の3つが強く関係します。
| 項目 | 意味 | ゲームへの主な影響 |
|---|---|---|
| Ping値 | 通信の応答にかかる時間 | 高いと操作が反映されるまでに遅れが出る |
| ジッター | Ping値の変動幅 | 大きいと一時的なカクつきやラグが発生する |
| パケットロス | 通信データが途中で失われる割合 | 発生するとキャラのワープや回線落ちにつながる |
たとえばFPSで「撃ったのに当たっていない」「相手が急にワープしたように見える」と感じる場合、単純な速度不足ではなく、Ping値・ジッター・パケットロスの乱れが関係していることがあります。
有線LANは、Wi-Fiよりもこの3つを安定させやすい接続方法です。
有線LANとWi-Fiの違い

有線LANとWi-Fiの違いは、ざっくり言うとケーブルでつなぐか、電波でつなぐかです。
どちらもインターネットに接続する方法ですが、オンラインゲームでは安定性に差が出やすくなります。

| 比較項目 | 有線LAN | Wi-Fi |
|---|---|---|
| 接続方法 | LANケーブルで直接つなぐ | 電波でつなぐ |
| 安定性 | 安定しやすい | 距離や壁の影響を受けやすい |
| Ping値 | 変動しにくい | 変動することがある |
| ジッター | 抑えやすい | 電波状況で大きくなることがある |
| 回線落ち | 起きにくい | 電波が弱いと起きやすい |
| 設置の手軽さ | ケーブル配線が必要 | すぐ接続しやすい |
| 向いているゲーム | FPS・TPS・格闘ゲーム・MOBAなど | RPG・協力プレイ・スマホゲームなど |
| 向いている人 | ラグを少しでも減らしたい人 | 配線が難しい人・手軽さ重視の人 |
有線LANはルーターと端末をケーブルで直接つなぐ
有線LANは、ルーターとPS5・Switch・PCなどをLANケーブルで直接つなぐ方法です。
ケーブルで物理的につながっているため、Wi-Fiよりも通信が安定しやすく、ゲーム中のラグや回線落ちを減らしやすいのが特徴です。
とくに、次のような人は有線LANを試す価値があります。
- FPSやTPSをよく遊ぶ
- 格闘ゲームで入力遅延が気になる
- スプラトゥーンなどの対戦ゲームで回線落ちしたくない
- 夜だけラグくなる
- Wi-FiだとPing値が安定しない
- ルーターとゲーム機・PCの距離が近い
ルーターとゲーム機が同じ部屋にあるなら、まずLANケーブルでつないでみるのがおすすめです。ケーブル代だけで試せるので、回線を変えるよりずっとハードルが低いです。
Wi-Fiは電波でつなぐため環境の影響を受けやすい
Wi-Fiは、ルーターから飛ばした電波で端末をインターネットにつなぎます。
ケーブルが不要なので便利ですが、電波は環境の影響を受けます。ルーターから離れた部屋で遊んでいたり、壁を何枚も挟んでいたりすると、通信が不安定になりやすいです。
また、Wi-Fiには主に2.4GHz帯と5GHz帯があります。
| 周波数帯 | 特徴 | オンラインゲームでの使い方 |
|---|---|---|
| 2.4GHz帯 | 遠くまで届きやすく、壁などの障害物に比較的強い。ただし、電波が混雑しやすい | ルーターから離れた部屋で遊ぶ場合に試す |
| 5GHz帯 | 通信速度が出やすく、電波干渉を受けにくい。ただし、距離や壁の影響を受けやすい | ルーターの近くで遊ぶ場合に優先する |
オンラインゲームでWi-Fiを使うなら、基本的には5GHz帯を試したいところです。ただし、ルーターから遠い部屋では5GHzの電波が弱くなることもあるため、実際にプレイして安定する方を選びましょう。
FPS・TPS・格闘ゲームでは安定性の差が出やすい
ゲームジャンルによって、通信の影響をどれくらい受けるかは変わります。
FPS・TPS・格闘ゲームのように、一瞬の判断や入力が勝敗に関わるゲームでは、通信の安定性がかなり大事です。
| ゲームジャンル | おすすめ接続 | 理由 |
|---|---|---|
| FPS・TPS | 有線LAN推奨 | 撃ち合いでPingやジッターの影響を受けやすい |
| 格闘ゲーム | 有線LAN推奨 | 入力遅延や同期ズレを減らしたい |
| MOBA | 有線LANがおすすめ | 集団戦でラグると操作ミスにつながりやすい |
| MMORPG | 有線LANまたは安定したWi-Fi | 大人数コンテンツでは安定性が大事 |
| モンハン系協力プレイ | 有線LANまたは安定したWi-Fi | マルチ中の回線落ちを防ぎたい |
| スプラトゥーン系対戦 | 有線LANがおすすめ | 回線落ちやラグの影響を受けやすい |
| スマホゲーム | 安定したWi-Fi | 有線化しにくいため電波環境を整えたい |
すべてのゲームで必ず有線LANが必要というわけではありません。
ただ、対戦要素が強いゲームほど、通信の安定性がプレイ感に直結しやすくなります。ランクマッチや対人戦をよく遊ぶなら、できるだけ有線LANを優先しましょう。
有線LANにするメリット

有線LANにするメリットは、単に「速度が速くなること」だけではありません。
オンラインゲーム目線では、通信が安定しやすくなることが一番のメリットです。
ラグやカクつきが減りやすい
Wi-Fiでラグやカクつきが出ている場合、有線LANに変えることで改善することがあります。
とくに、以下のような症状があるなら、有線LANを試す価値があります。
- キャラが一瞬止まる
- 敵や味方がワープしたように見える
- 弾が当たったはずなのに反映されない
- 操作してから反応が遅れる
- マルチプレイ中に通信が不安定になる
これらは、回線速度そのものよりも、通信のブレが原因になっていることがあります。有線LANはWi-Fiよりもブレを抑えやすいため、プレイ感が安定しやすくなります。
回線落ちのリスクを下げやすい
Wi-Fiの電波が弱い場所でプレイしていると、通信が一時的に途切れて回線落ちにつながることがあります。
オンラインゲームの回線落ちは、かなりストレスですよね。ソロならまだしも、マルチプレイ中に落ちると、友達や味方に迷惑をかけた気がして気まずくなることもあります。
有線LANなら、電波の弱さによる通信切断が起こりにくくなります。もちろん、ゲームサーバー側や回線側の問題で落ちることはありますが、少なくとも自宅内のWi-Fi不安定が原因の回線落ちは減らしやすいです。
Ping値が安定しやすい
オンラインゲームでは、Ping値の低さだけでなく、安定していることも大切です。
たとえば、Ping値が普段は20msでも、急に80ms、100msと跳ねると、ゲーム中にはラグとして感じることがあります。(このPing値のブレをジッターといい、ラグい原因の一つです。)
Wi-Fiは電波状況によってPing値が上下しやすいことがありますが、有線LANはそのブレを抑えやすいです。
FPSや格闘ゲームで「たまに急に重くなる」「一瞬だけ遅れる」という人は、有線LANに変えるだけでもプレイ感が変わる可能性があります。

家族のWi-Fi利用の影響を受けにくくなる
家族が同じWi-Fiで動画を見たり、スマホを使ったり、PCで大きなファイルをダウンロードしたりしていると、Wi-Fi側が混雑しやすくなります。
有線LANにすれば、ゲーム機やPCだけはケーブルで直接ルーターにつながるため、Wi-Fiの混雑による影響を受けにくくなります。
もちろん、家の回線そのものが混雑している場合は有線でも重くなることがあります。それでも、Wi-Fi電波の不安定さを切り分けられるだけでも大きいです。
有線LANの注意点

有線LANはオンラインゲームに向いていますが、注意点もあります。
「有線にすれば絶対にすべて解決する」というわけではありません。自宅の構造や使っている機器によっては、配線やケーブル選びでつまずくことがあります。
LANケーブルを部屋まで引く必要がある
有線LANの一番のハードルは、LANケーブルをゲーム機やPCのある場所まで引く必要があることです。
ルーターとゲーム機が同じ部屋にあるなら簡単ですが、別の部屋にある場合は少し工夫が必要です。
たとえば、以下のようなケースです。
- ルーターがリビングにある
- ゲーム機やPCは自室にある
- 廊下やドアをまたいでケーブルを引く必要がある
- 家族に配線を嫌がられる
- 賃貸で壁に穴を開けられない
この場合は、薄型LANケーブルを使ったり、ドアのすき間を通せるケーブルを選んだりすると配線しやすくなります。
ケーブルの規格が古いと性能を活かしにくい
LANケーブルには規格があります。
古いケーブルを使っていると、せっかく有線LANにしても速度や安定性を活かしにくい場合があります。
| 規格 | 最大通信速度の目安 | ゲーム用途での考え方 |
|---|---|---|
| Cat5 | 100Mbps | 古い規格のため買い替えを推奨 |
| Cat5e | 1Gbps | 一般的な1ギガ回線なら基本的に使える |
| Cat6 | 1Gbps | 価格と扱いやすさのバランスがよく、ゲーム用途におすすめ |
| Cat6A | 10Gbps | 10ギガ回線の利用も考えている場合の候補 |
| Cat7以上 | 10Gbps以上 | 家庭用では性能が過剰な場合があり、端子や機器との相性確認が必要 |
一般的な1ギガ回線なら、Cat5eやCat6でも十分なケースが多いです。
これから買うなら、価格と扱いやすさのバランスがよいCat6、10ギガ回線も視野に入れるならCat6Aを候補にするとよいでしょう。
Switchは有線接続にアダプターが必要な場合がある
PS5やゲーミングPCは、本体にLANポートがあるため有線接続しやすいです。
一方で、Nintendo Switchは使っている本体やドックによって、有線接続にLANアダプターが必要になることがあります。
とくに通常モデルのSwitchを使っている場合は、USB接続のLANアダプターを用意するケースがあります。Nintendo Switch(有機ELモデル)のドックには有線LAN端子が搭載されているため、環境によって必要なものが変わります。
Switchでスプラトゥーンやスマブラ、モンハンのマルチを遊ぶ人は、自分の本体・ドックで有線接続できるか確認しておきましょう。
SwitchにLANケーブルをつなぐなら

マンションや部屋の構造によっては配線が難しい
マンションや賃貸では、ルーターの場所を自由に変えにくいことがあります。
また、部屋の間取りによってはLANケーブルを長く引く必要があり、見た目や安全面が気になることもあります。
その場合は、以下のような選択肢があります。
- 薄型LANケーブルを使う
- ケーブルモールで壁沿いに配線する
- ルーターの置き場所を変える
- メッシュWi-Fiを検討する
- ゲームをする部屋に近い場所へルーターを置けないか確認する
有線LANが理想ではありますが、無理に配線して生活しづらくなるのも困ります。
自宅の環境に合わせて、できる範囲から整えていきましょう。
Wi-Fiでオンラインゲームをする場合の改善策

有線LANが難しい場合でも、Wi-Fi環境を見直すことでラグを減らせることがあります。
「Wi-Fiだからダメ」と決めつける必要はありません。まずは無料でできる対策から試してみましょう。

| 改善策 | 効果が期待できるケース | 費用 |
|---|---|---|
| ルーターの近くでプレイする | 電波が弱い・部屋が遠い | 無料 |
| 5GHz帯に接続する | 2.4GHz帯で混雑している | 無料 |
| ルーターを高い位置に置く | 床置き・棚の奥に置いている | 無料 |
| 電子レンジや家電から離す | 電波干渉が起きている | 無料 |
| 家族の動画視聴と時間をずらす | 夜だけ重い・同時利用が多い | 無料 |
| 中継機を見直す | 中継機経由で遅くなっている | 状況による |
| メッシュWi-Fiを検討する | 家全体で電波が弱い | 有料 |
| 有線LANに切り替える | ラグや回線落ちが続く | LANケーブル代程度 |
ルーターの近くでプレイする
Wi-Fiは、ルーターから離れるほど電波が弱くなります。
別の部屋で遊んでいる、壁を何枚も挟んでいる、ルーターが1階でゲーム機が2階にある。こうした環境では、Wi-Fiが不安定になりやすいです。
まずは、できるだけルーターに近い場所でプレイしてみましょう。
それだけでラグが軽くなるなら、回線そのものではなく、Wi-Fiの電波環境が原因だった可能性があります。
5GHz帯を使う
Wi-Fiには、主に2.4GHz帯と5GHz帯があります。

オンラインゲームでは、ルーターとの距離が近いなら5GHz帯を試してみましょう。5GHz帯は2.4GHz帯よりも電波干渉を受けにくく、速度も出やすい傾向があります。
ただし、5GHz帯は壁や距離に弱いです。
ルーターから遠い部屋では、2.4GHz帯の方が安定することもあります。大事なのは「5GHzなら絶対に正解」と決めつけず、自分の部屋で安定する方を選ぶことです。
ルーターの置き場所を見直す
ルーターの置き場所も、Wi-Fiの安定性に影響します。
以下のような場所に置いている場合は、位置を変えるだけで改善することがあります。
- 床に直置きしている
- 棚の奥に入れている
- 金属製のラックの中に置いている
- 電子レンジの近くに置いている
- 水槽や大きな家電の近くに置いている
- 家の端に置いている
ゲームをする部屋に近づけられるなら、それも有効です。
家族の動画視聴・大容量ダウンロードと時間をずらす
夜だけゲームがラグい場合、家族の同時利用が影響していることがあります。
たとえば、家族が同じ時間に以下のような使い方をしていると、通信が重くなりやすいです。
- 動画配信サービスを高画質で見る
- 大容量ゲームをダウンロードする
- クラウドに写真や動画をバックアップする
- PCやスマホのアップデートが走っている
- 複数人が同時にビデオ通話をしている
この場合は、ゲームをする時間帯だけ大容量ダウンロードを止める、アップデートを別の時間にするなどの工夫で改善することがあります。
中継機よりメッシュWi-Fiや有線化を検討する
ルーターから遠い部屋でWi-Fiが弱い場合、中継機を使う人もいます。
ただし、中継機の置き場所が悪いと、かえって通信が不安定になることがあります。中継機自体が弱い電波を拾っていると、その先のゲーム機にも弱い通信が届いてしまうためです。
家全体でWi-Fiを安定させたいなら、メッシュWi-Fiも選択肢になります。
ただ、オンラインゲームを最優先に考えるなら、可能であれば有線LANを引く方が安定しやすいです。メッシュWi-Fiは便利ですが、ゲーム機やPCだけでも有線化できるなら、まず有線を検討してみましょう。
デバイス別おすすめ接続方法

オンラインゲームの接続方法は、使っているデバイスによっても変わります。
PS5やゲーミングPCは有線LANを優先しやすいですが、Switchやスマホは環境に合わせた工夫が必要です。
PS5はできれば有線LANがおすすめ
PS5でオンラインゲームを遊ぶなら、できれば有線LANがおすすめです。
PS5は本体にLANポートがあるため、LANケーブルを挿すだけで有線接続できます。FPS・TPS・格闘ゲーム・スポーツゲームなど、オンライン対戦をよく遊ぶなら、まず有線LANを試したいところです。
また、PS5はゲームのダウンロード容量も大きくなりがちです。有線LANにすることで、ゲーム中だけでなく、ダウンロードやアップデートの安定性も高めやすくなります。
Switchは有線アダプターも選択肢
Nintendo Switchは、プレイスタイルによって接続方法が変わります。
テレビモードでオンライン対戦をするなら、有線LANも選択肢です。スプラトゥーン、スマブラ、モンハン系のマルチなどをよく遊ぶ人は、Wi-Fiが不安定なら有線接続を試してみましょう。
ただし、Switch本体だけではLANケーブルを直接挿せない場合があります。使っているドックやモデルによっては、有線LANアダプターが必要です。
携帯モード中心で遊ぶ場合は、Wi-Fiの安定性を見直しましょう。ルーターに近い場所で遊ぶ、5GHz帯を使う、ルーターの置き場所を変えるといった対策が候補になります。

PCは有線LANを優先したい
ゲーミングPCでオンラインゲームをするなら、有線LANを優先したいです。
とくにFPS・TPS・MOBA・MMORPGの高難度コンテンツなどでは、通信の安定性がプレイ感に関わります。
デスクトップPCならLANポートがあることが多いので、まずはLANケーブルでルーターにつないでみましょう。
ノートPCの場合、機種によってはLANポートがないことがあります。その場合は、USB接続のLANアダプターを使う方法もあります。
スマホゲームはWi-Fi環境の安定性を見直す
スマホゲームは、有線LANで接続するよりもWi-Fi環境を整える方が現実的です。
スマホでオンラインゲームをする場合は、以下を確認してみましょう。
- ルーターの近くで遊ぶ
- 5GHz帯に接続する
- 電波が弱い部屋を避ける
- 充電しながら長時間プレイして端末が熱くなっていないか確認する
- バックグラウンドでアプリ更新が動いていないか確認する
スマホの場合は、通信だけでなく端末の発熱や処理負荷もラグのように感じることがあります。Wi-Fiだけを疑わず、端末側の状態もあわせて見てみましょう。
有線にしてもラグいときの原因

有線LANにしたのにラグい場合、「有線にした意味なかった」と感じるかもしれません。
でも、有線LANはあくまで自宅内のWi-Fi不安定を減らす対策です。ラグの原因が回線混雑・ルーター・ゲームサーバー・端末側にある場合は、有線にしても改善しないことがあります。


回線やプロバイダが混雑している
夜だけラグい、休日だけ重い、特定の時間帯だけPing値が高い。
このような場合は、自宅のWi-Fiではなく、回線やプロバイダ側の混雑が関係している可能性があります。
有線LANにしても、外側の回線が混雑していればラグは出ます。
まずは、昼と夜でPing値や速度を測ってみましょう。昼は安定しているのに夜だけ悪化するなら、時間帯による混雑を疑う材料になります。

ルーターが古い
ルーターが古い場合、有線でもWi-Fiでも通信が不安定になることがあります。
長年同じルーターを使っている、再起動をほとんどしていない、家族の接続台数が増えた。こうした環境では、ルーター側の処理が追いついていない可能性もあります。
まずはルーターを再起動してみましょう。
それでも改善しない場合は、ルーターの買い替えも検討候補になります。ただし、いきなり高額なゲーミングルーターを買う必要はありません。自宅の回線速度や接続台数に合ったものを選ぶことが大切です。

LANケーブルの規格が合っていない
有線LANにしても、使っているLANケーブルが古いと性能を活かしにくいことがあります。
とくに、かなり昔から使っているケーブルや、規格がわからないケーブルを使っている場合は注意しましょう。
1ギガ回線ならCat5e以上、これから買うならCat6あたりを選ぶと安心です。10ギガ回線も見据えるならCat6Aを候補にしましょう。
ケーブルは高ければ高いほどいいわけではありません。家庭用では、扱いやすさや長さも大事です。
ゲームサーバー側が重い
ラグの原因が、自分の回線ではなくゲームサーバー側にあることもあります。
たとえば、以下のような場合です。
- アップデート直後
- 新シーズン開始直後
- イベント開催中
- SNSで同じゲームのラグ報告が多い
- フレンドも同じタイミングで重いと言っている
この場合、自分の回線をいじっても改善しにくいです。
まずは、公式Xやゲーム内のお知らせ、障害情報などを確認してみましょう。自分だけでなく多くのプレイヤーがラグい場合は、サーバー側の問題が落ち着くのを待つしかないこともあります。
Ping値・ジッター・パケットロスを測って確認する
有線にしてもラグいときは、感覚だけで判断せず、Ping値・ジッター・パケットロスを確認しましょう。
| 症状 | 確認したい項目 | 考えられる原因 |
|---|---|---|
| 操作の反映が遅い | Ping値 | サーバーとの応答が遅い |
| 一瞬カクつく | ジッター | Ping値の変動が大きい |
| キャラクターがワープする・瞬間移動する | パケットロス | 通信データが途中で失われている |
| 夜だけ重い | 時間帯別のPing値 | 回線やプロバイダが混雑している |
| Wi-Fi接続時だけ不安定 | 有線LAN接続時との比較 | Wi-Fiの電波環境に問題がある |
「なんとなくラグい」だけだと原因を絞りにくいです。
有線とWi-Fiで同じ時間帯に測ってみると、自宅内のWi-Fiが原因なのか、回線側が原因なのかを切り分けやすくなります。
改善しない場合は回線環境も見直そう

ここまで試してもラグが改善しない場合は、回線やプロバイダの見直しも選択肢になります。
ただし、いきなり乗り換えを考える必要はありません。まずは、無料でできる対策と、LANケーブル・ルーターなどの宅内環境を確認してからで大丈夫です。
| 優先度 | 対策 | 費用感 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| 1 | ルーターを再起動する | 無料 | 急にラグくなった人 |
| 2 | 5GHz Wi-Fiに切り替える | 無料 | Wi-Fiでプレイしている人 |
| 3 | ルーターの置き場所を変える | 無料 | ルーターが遠い・床置きの人 |
| 4 | 有線LANで接続する | LANケーブル代程度 | FPS・TPS・格闘ゲームを遊ぶ人 |
| 5 | LANケーブルを見直す | 数百円~ | 古いケーブルを使っている人 |
| 6 | ルーターを買い替える | 数千円~ | 古いルーターを長年使っている人 |
| 7 | 回線・プロバイダを見直す | 契約状況による | 有線でも夜だけラグい人 |
夜だけラグいなら回線混雑の可能性がある
昼は問題ないのに、夜だけラグい。
この場合は、自宅内のWi-Fiだけでなく、回線やプロバイダの混雑が関係している可能性があります。
とくに、マンションや集合住宅では、同じ時間帯に多くの人がインターネットを使うことで混雑しやすくなる場合があります。
確認するなら、以下のように時間帯を分けて測るのがおすすめです。
- 平日の昼
- 平日の夜
- 休日の夜
- ラグを感じた直後
- 有線LAN接続時
- Wi-Fi接続時
有線LANでも夜だけPing値が悪化するなら、接続方法ではなく回線側の問題を疑う材料になります。
有線でも不安定ならプロバイダも確認する
有線LANにしても、ルーターを再起動しても、LANケーブルを見直してもラグい。
その場合は、プロバイダや接続方式を確認しましょう。
たとえば、IPv6 IPoEに対応していない環境では、時間帯によって混雑の影響を受けやすい場合があります。契約中のプロバイダがIPv6 IPoEに対応しているか、ルーター側で使える状態になっているかを確認してみましょう。
プロバイダ変更だけで改善するケースもありますが、契約内容によって対応は変わります。今の回線をそのまま使えるのか、工事が必要なのか、料金が変わるのかもあわせて確認したいところです。
ゲーム向け光回線は必要な人だけ比較する
オンラインゲームがラグいからといって、すぐに光回線を乗り換える必要はありません。
まずは、以下を試してからで大丈夫です。
- ルーターを再起動する
- Wi-Fiの5GHz帯を試す
- ルーターの置き場所を変える
- 有線LANで接続する
- LANケーブルを見直す
- Ping値・ジッター・パケットロスを測る
- 昼と夜で数値を比べる
それでも、有線LANでも夜だけラグい、Ping値が安定しない、家族の同時利用で毎回重くなるという場合は、ゲーム向けの光回線やプロバイダを比較してみましょう。
このときも、「一番速い回線」を選ぶより、以下のような視点で見るのがおすすめです。
- Ping値の安定性を重視できるか
- IPv6 IPoEに対応しているか
- 住んでいるエリアで使えるか
- マンションで導入できるか
- 月額料金が無理なく払えるか
- 工事や乗り換えの手間が許容できるか
- スマホセット割よりゲームの安定性を優先するか
回線は、ゲームを快適にするための手段のひとつです。今の環境で改善できることを試して、それでも限界を感じたときに比較するくらいがちょうどいいです。
ゲームのために光回線を乗り換えるなら

オンラインゲームで有線LANがおすすめな人

- FPS・TPS・格闘ゲームをよく遊ぶ
- スプラトゥーンやスマブラなど対戦ゲームを遊ぶ
- マルチプレイ中の回線落ちを減らしたい
- Wi-FiでPing値が安定しない
- 夜だけラグやカクつきが出る
- ルーターとゲーム機・PCが近い
- LANケーブルを引ける環境がある
- 少しでも通信の不安を減らしたい
とくに、ランクマッチや対人戦をよく遊ぶ人は、有線LANが必須⁉と言っても過言じゃありません。
LANケーブルをつなぐだけで改善する可能性があるなら、回線変更より先に試しておきたい対策です。
Wi-Fiでもよいケース

一方で、Wi-Fiでも問題ないケースもあります。
- RPGやソロ寄りのゲームが中心
- ルーターの近くでプレイしている
- 5GHz帯で安定している
- Ping値やジッターが大きく乱れていない
- 回線落ちがほとんどない
- 配線がどうしても難しい
- スマホゲーム中心で遊んでいる
Wi-Fiでも快適に遊べているなら、無理に有線LANへ変える必要はありません。
大事なのは「有線かWi-Fiか」だけではなく、実際に自分の環境で安定しているかです。
Wi-Fiで問題なく遊べている人は、今の環境をそのまま使いながら、ラグが出たときにルーターの位置や接続先を見直せるようにしておけば大丈夫です。
まとめ:まずは有線LANを試してから原因を切り分けよう

オンラインゲームを安定して遊びたいなら、基本は有線LANがおすすめです。
有線LANは、ルーターとゲーム機・PCをケーブルで直接つなぐため、Wi-Fiよりも通信が安定しやすく、ラグ・カクつき・回線落ちを減らしやすい接続方法です。
とくに、FPS・TPS・格闘ゲーム・スプラトゥーン系の対戦ゲームを遊ぶなら、まず有線LANを優先してみましょう。
ただし、Wi-Fiだから絶対にダメというわけではありません。ルーターの近くで遊ぶ、5GHz帯を使う、置き場所を変える、家族の大容量通信と時間をずらすなど、無料で試せる改善策もあります。
最後に、試す順番を整理します。
- ルーターを再起動する
- Wi-Fiの5GHz帯を試す
- ルーターの置き場所を変える
- 有線LANで接続する
- LANケーブルの規格を確認する
- Ping値・ジッター・パケットロスを測る
- 有線でも夜だけラグいなら回線・プロバイダを見直す
いきなり回線を変える必要はありません。
まずは、今の環境でできることからでOKです。LANケーブルを1本つないでみる、ルーターを少し動かしてみる、5GHz帯に変えてみる。そういう小さな見直しだけでも、ゲームのラグが軽くなることがあります。
「なんとなくラグい」で終わらせず、ひとつずつ原因を切り分けていきましょう。

